#ななスポ(10):【七大戦企画】「失敗してもいいから何でもやる」-少林寺拳法部インタビュー

七大戦キャンペーン~少林寺拳法部編~

東北大学基金×Ryuzで行う「七大戦キャンペーン」の一環として、本記事を作成しています!七大戦で優勝・準優勝した部活を中心にインタビューを行い、東北大学が七大史上初の4連覇を目指していく中で、とんぺー生がどのような思いで大会に挑んだのか?どのような練習を行ってきたのか?今後の目標などなど…それぞれの背景を中心にお届けしてまいります!ぜひ最後までお楽しみください!

少林寺拳法部とは?

少林寺拳法と聞くと、ジャッキーチェンのように、アクロバティックな技の連続で相手を圧倒するイメージが強いですが、実際は違います。少林寺拳法は、突きや蹴りを組み合わせながら、一つの演武を行っていく競技です。

 

種目は全部で3つあります。1人で行う単独演武と2~3人で行う組演武、8人で行う団体演武です。中でも花形である団体演武は、最も難しい種目で、全員の動きをどれだけそろえられるかが評価のポイントとなっています。七大戦でも、団体演武は大きく配点されており、この種目で点を取れるかどうかが、勝敗の分かれ目になっているそうです。

 

少林寺拳法部は、週4日、川内サブアリーナで練習しています。ほとんどの部員が少林寺拳法を大学から始めていて、高校時代は文化部だった部員も多いため、先生やコーチ、卒業生、部員同士で常に教えあっているそうです。幹部代を中心に、「どうしたらもっとうまくなれるか」を追求しており、それは部活の運営にも表れています。主将曰く、しっかり練習していれば、2年前後で黒帯を取得できるそうなので、これからチャレンジするにはベストなスポーツかもしれません…!

 

練習の中で気になったのは、今日の目標やその狙いを、一番始めに話していることでした。この目標は、月1で行われる大会に向けて、「今日何を頑張るのか?」を明確にしたもので、大会で出た反省点を元に幹部代が作成しているそうです。月間、週間、日間と達成するためのスケジュールを設定していて、部員にも随時共有しているのだとか…。部活内で明確にPDCAを回しており、組織力の高さを感じます…!

練習のはじめに目標の共有を行う
アップの様子
練習の序盤では基礎的な動きの確認を行う

 

少林寺拳法部の七大戦

少林寺拳法部は、7/10、青葉体育館で行われた七大戦にて優勝しました!今回は、その背景を中心に、現在3年生で主将の岡崎さん(以下敬称略)に聞いてきました!

七大戦の目標は?そのために取り組んだことは?

岡崎「もちろん優勝です!七大戦では組演武と団体演武の2種類が行われます。うちの部では「団体演武でいかに高得点を出すか」に特に力を入れていました。団体演武では、全員の動きを完璧にそろえることが一番重要なので、12月から技やフォーメーションの確認をしたり、演武の動画を取って全員の動きを確認したり、メトロノームで演武をそろえる練習をしていました。常に優勝している大阪大学に勝つためにも、完璧にそろった演武を常に心がけていました。」

七大戦に参加してみてどうでしたか?

岡崎「ほとんどの部員は今回の七大戦が初めてで、勝手がわからない状態での試合でした。みんなが緊張して、いつも通りの力を発揮できるか不安でしたが、実際はいつも以上の実力をみんな発揮していて、本当に感動しました!

岡崎「例年、少林寺拳法部は4~5位ですが、14年ぶりに準優勝しました。それも、長年倒せなかった東大を倒しての準優勝でした。七大戦の中止で、たくさん悔しい思いをした先輩たちも応援に来てくれて、本当に喜んでくれたので、とても嬉しかったです。試合後には、「本当にすごいことをしてしまったな!」と先輩たちがおっしゃってくださったので、今後もまだまだ頑張っていこうと思いましたね…!」

七大戦での反省点は?

岡崎「1位の大阪大学に比べると、団体演武の迫力が圧倒的に足りなかったですね…。特に、剛法と柔法でそれぞれ課題がありました。打撃技を中心とする剛法は、激しい運動をする関係上、演武の中で行うには基礎体力を必要とします。1位の大阪大学と比べると、東北大は剛法のキレがなく、基礎体力の低さが表れました。剛法の精度を高いレベルで保てるよう、来年に向けて基礎体力の向上に力を入れていきたいです。また、相手の体勢を崩す技、受け身技を中心とする柔法では、「とび受け身」を練習していたのですが、ケガが多発してしまい、七大戦に間に合わせることができませんでした。ただ一方で、当初目標にしていた、正確な演武についてはしっかりと達成できていたので、これは今後も続けていきたいです。」

剛法・突きの練習
剛法・蹴りの練習

コロナ禍での活動

部員がうまくなるため、明確に目標を設定して活動していく様子をここまでのインタビューで伺うことができました。少林寺拳法部さんの準優勝の秘訣は、大会ごとに部活内で回っていくPDCAサイクルにあるのかもしれません…!しかし、このコロナ禍で、少林寺拳法部さんも他の部活同様、活動を制限される機会も多かったと思います。そんな中、どのように活動していったのでしょうか?

コロナ禍で一番困ったことは?

岡崎「部員のモチベーション維持が一番大変でした…。七大戦が開催できるかどうか分からないのが一番苦痛でしたね…。また、私たち幹部代にとっても初めての経験だったので、モチベーションをどう保てばいいかわからない状況でした。」

部員同士で工夫したことは?

岡崎「先輩たちにアドバイスを聞きながら、オンラインで練習を行ったり、オンライン会議を開いて、今後の方針を話し合ったり、Googleフォームで部員にアンケートを取ったり、とにかく部員とのコミュニケーションを絶やさないようにしていました。部活が再開してからは、Googleフォームで、週間目標や月間目標を部員に聞いていました。大会が終わるごとに反省会を行い、目標が達成できたか確認して、また次の目標を立ててもらって…を繰り返していました。これを行うことで、部員ができるだけ早くうまくなれるようにしていました。また、反省会で出た課題を幹部代で共有して、後輩に何を重点的に教えたらいいかを明確にして、指導に取り組んでいました。」

岡崎「私たち幹部代3人全員が大学から少林寺拳法を始めているので、とにかく手探りな部分も多かったですね。先輩たちにアドバイスをもらいながら、失敗してもいいからなんでもやるスタイルで運営してました(笑)」

今後の目標

コロナで活動がうまく行えなくても、部員とコミュニケーションをとることで、困難に打ち勝っていく姿勢は、本当に勉強になりました!さて、七大戦を終えた今、少林寺拳法部さんは何を目標にして活動しているのでしょうか?聞いてみました!

 

岡崎「次の七大戦では優勝することです。そのために、今度の全日本学生選手権では、全部門での優勝を目指します。今回の七大戦で、優勝に届かなかった悔しさから、大きな目標に本気で向かっていくことで、力をつけるのが狙いです。3年ぶりに行う合宿も含めて、今後の練習では、基礎体力の向上をメインにやっていきます。というのも、私たちの部では、運動経験者が少なくて、基礎体力に課題を抱えている部員も結構いるので、演武を行える土台を作っていく必要があるためです。」

 

少林寺拳法部の抱える課題

七大戦準優勝後も気を緩めず、出てきた課題をつぶすために次なる目標を設定し、練習していく少林寺拳法部ですが、そんな彼らにも抱えている悩みがあるそうです。

 

岡崎「道場に大きな鏡がないのがちょっとした悩みですね。少林寺拳法の組演武、団体演武の動きや部員の技の確認などを小さい鏡でチェックしているので、うまく入りきらず、練習がうまく行えないですね…」

岡崎「少林寺拳法のイメージ払しょくも大変です。かなり高い運動能力を要求されると思われがちなのですが、できるだけ小さい力で相手を圧倒することを理念とする武道なので、誰でもできるスポーツなんですよね。ただこれをSNSで発信しても、実際に体験してもらう機会が少ないので、東北大生にどうすれば少林寺の魅力をわかってもらえるかは、試行錯誤している感じですね…。」

さいごに

いかがだったでしょうか?

少林寺拳法部さんのPDCAサイクルと幹部代同士のコミュニケーション回数はぜひ多くの部活にも知ってもらいたいです!大会ごとに目標を設定し、月間、週間、日間でスケジュールを組んで、毎回の練習で常に共有というのは、どこの部活もやっていないのではないでしょうか…?

 

学生が今よりも競技に熱中し「東北大学に入って良かった!」と胸を張って言える、最高の4年間を送るために、少林寺拳法部さんにご声援、ご支援のほど、何卒よろしくお願いいたします。

東北大学基金からのお願い

東北大学では課外活動実施の資金を広く社会から受け入れるために、東北大学学友会支援基金を設置しております。皆さまのご理解とご支援を心からお願い申し上げます。

こちらから「寄附をする」をクリックしてください。

 

学友会への支援を行うためには、

寄附目的として「特定のプロジェクトを支援」を選択し、

使途として「学友会支援基金」を選択してください。

特定の部を支援したい場合は、通信欄に「XX部の支援のため」とご記入ください。

 

応援メッセージも是非!!!

少林寺拳法部のSNS

>とんぺースポーツ

とんぺースポーツ

東北大学学友会体育部の学生やOBOGに向けた情報発信サイト、その名もとんぺースポーツ まだまだ編集中

CTR IMG