#ななスポ(4):【七大戦応援企画】「4連覇を止めるな」七大戦への道 – バスケ部インタビュー①

こんにちは、学生団体Ryuzの遠藤です。

七大戦実行委員会×学生団体Ryuzコラボ企画「#ななスポ」第4回の今回は、現在開催中の第61回七大戦の男女バスケ部へのインタビューです!今回は特別に「バスケ部徹底取材」と題して数回に分けてインタビュー記事を投稿します!

(そもそも七大戦って何?」という方は、「#ななスポ」の記事をあわせてご覧ください。)

6/20(月)~6/25(土)に開催されたバスケットボール競技でそれぞれ第二位、第一位という素晴らしい成績を収められた男子バスケットボール部と女子バスケットボール部の皆さまにインタビューをさせていただきました!

新型コロナウイルス感染症の流行や地震といった予測不能な事態に見舞われながらも、チーム一丸となって前に進んできた皆さんの歩みに迫ります。

好成績をもたらした「想い」

―まずは七大戦、お疲れ様でした!男子は第二位、女子は第一位(しかも四連覇!)という好成績を収められた理由は何でしょうか?

男子:チーム全体の意識として、東北地区大会で6チームしか入ることができない第一部への昇格・残留を目標に掲げて練習を続けていたおかげで、チーム全体のレベルが底上げされたことが関係していると思います。

女子:4連覇がかかっているというプレッシャーを、試合に出ている出ていないに関わらずチーム全体で感じていたことで、同じ目標を共有しながら気持ちを高められたことが理由だと思います。優勝したいという明確な目標があったおかげで、それなら自分はこういうことができるようになりたい、というような個人個人の目標を持つようになり、高い意識を持って練習に臨むことができました。

【女子バスケットボール部のみなさん】

―しっかりとチームの状況を分析できているところも強さの理由ですかね。

今回の七大戦は第59回大会、第60回大会が新型コロナウイルスの影響で中止となった後、3年ぶりの開催となりました。

中止になってしまった第59回大会、第60回大会はどのようなお気持ちでしたか?

男子:今の4年生は1年生の時に出場経験があり、大事な大会の一つだという印象と同時に、お祭りのようでとても楽しかった記憶がありました。それだけに中止が決まった時には、目先の目標がなくなったことでモチベーションがわからなくなり、大きな楽しみがなくなってしまったという気持ちでした。

女子:世の中の状況から考えて「ないのかな」とは感じていましたが、実際に中止が決定した時は、1年生の時に出場した楽しかった記憶があっただけにショックでした。大会が中止になったこと以上に、1学年上と2学年上の先輩とほとんど一緒に試合に出られなくなってしまったことが辛かったです。試合に向けて日々練習を重ねているので、試合で一緒に戦えないまま引退してしまう、というのは虚しかったですね。

―辛かったお気持ちがよく伝わってきました。改めて、今回は無事に開催できて本当に良かったです!第61回大会は皆さん心待ちにしていたと思いますが、開催が決定した時はどう感じましたか?

男子:七大戦でプレーしたくてもできなかった先輩方、応援してくださっているOBの方々の気持ちも背負って臨まなければいけないという気持ちでした。また、2年連続で中止になったことで七大戦を経験している人数が非常に少なくなっていたため、東北大のバスケ部にとって大事な大会だということを後輩が汲み取ってプレーしてくれるのかという不安もありました。でも、大会が近づくにつれて練習の時にコーチやOBがたくさん来てくださり、応援や差し入れをしてくださった様子を見て、色んな方の思いを受け取って出場する重要な大会だという意識が芽生えたのではないかと思います。

女子:まず第一にほっとしました。4年生は今年で引退する人もいるので、日々の練習の成果を発揮できる場所ができたなと。それと同時に、既に3連覇している状態だったので、連覇を止めたくない!という気持ちが湧き上がってきました。

【男子 対名古屋大学戦の様子】

主管校の責任

―部員の皆さんはもちろん、指導者やOBOGの皆さんにとっても3年ぶりの開催は朗報だったと思います。さて、七大戦といえば大会の運営も学生が行うことが特色の一つですよね。今年の3月16日に発生した地震の影響で、予定していた会場が使えなくなったり、候補の会場が新型コロナウイルスのワクチン接種会場で使用されることになったりと、大会の会場確保に大変ご苦労されたとお聞きしました。その時のお話を詳しく聞かせていただけますか?

男子:4月中旬に元々予定していた体育館が地震の影響で使用できなくなったという知らせを受け、急遽2ヶ月後の大会へ向けて7日分の会場を確保することになりました。そこからは、男女のマネージャーを中心にみんなで手分けをして電話をかけまくり、なんとか会場を確保しました。そこからパズルのように試合日程を当てはめていき、なんとか間に合わせました。

女子:仙台市の体育館を一括管理している事業団や、本来は認められていませんが緊急事態のため特別にご協力いただけることになった名取市、コーチや引退した院生の先輩方など、考えられる限りの候補先を血眼で探した結果、なんとか新田東総合体育館、青葉山体育館、川内体育館の三ヶ所を借りることができました。

―大変なご苦労、よくわかりました。今年の七大戦が無事に開催できたのは皆さんの尽力の賜物だったんですね。さて、そんな七大戦の他にも様々な大会がありますが、その中でも七大戦とは皆さんにとってどんな存在ですか?

男子:七大学同士で競う大会ということで、自分たちと同じくらいの練習時間や環境の中で頑張る、実力が近い相手と対戦できる大会です。スポーツを専門としている学校が含まれていないため、各チームの状態によって順位が変動しやすく、番狂わせも起こります。そこが面白い部分でもあります。また、総当たり戦のため試合数が多い分選手一人一人のチャンスも多く、練習の成果を発揮しやすい大会でもあると思います。

女子:東北地区のリーグ戦と同じか、それ以上に重要な大会です。チームとしても七大戦と東北リーグ戦の優勝を目標に日々練習に励んでいます。また、北は北海道、南は九州から学生が集まるので、大学間の貴重な交流の機会でもありますね。

七大戦がつくる絆

―数ある大会の中でも皆さんにとって七大戦は特別な大会なんですね。そのような特別な大会だと他大学との繋がりが生まれたりするのでしょうか。どのようにして他大学との関係が深まるのでしょうか?

男子:七大戦の最終日に東西の大学で分かれて試合を行うオールスター戦があり、北大・東大・東北大の三大学が同じチームとして戦う試合があるので、仲間意識が生まれるのだと思います。また、北大に関しては例年6月上旬に定期戦を行っており、それがきっかけで元々親交が深く、七大戦では試合の応援にも行きました。

【男子バスケットボール部のみなさん】

―大学の垣根を超えた絆、素晴らしいですね!ここで少し話題を変えて、東北大学バスケットボール部の強さの秘密に迫りたいと思うのですが、ズバリなぜそんなに強いんですか?

女子:他の大学との違いで考えると、東北大はオフェンスのセット数が多いという特徴があると思います。合計10個くらいあり、チャンスの時にフリーで動ける人がいくというスタンスではなく、相手ディフェンスがずれたらセットプレーで得点するという体制ができていますね。

【4連覇を達成した女子バスケットボール部】

―他の大学とはチャンスの活かし方が異なるところが強さの秘訣なんですね。では最後に、東北大学にとって初の4連覇がかかった今回の七大戦ですが、これから8月、9月と競技が続いていきます。他の体育部の方々へメッセージがあれば是非お願いします!

男子:七大学間で競う大会ということで、優勝すると学術的にもスポーツの面も結果を出している、文武両道を実現している大学だと誇れると思います。優勝できるように頑張りましょう!

女子:どの大学もまだ達成したことのない4連覇に向けて1試合1試合意識を集中していってほしいです。七大戦は北は北海道、南は九州の普段は交流できない大学と対戦ができる、一種のお祭りのように楽しめる大会なので、勝ってほしいのはもちろんですが純粋に楽しんでください!

【インタビューに協力してくれた男子バスケットボール部、女子バスケットボールの皆さん】

(編集部から)

バスケットボール部の皆さん、どうもありがとうございました!皆さんのはじけるような笑顔とが印象的で、こちらも元気がもらえたインタビューでした。これからも日々練習で切磋琢磨しあいながら、来年はアベック優勝期待しています!長引くコロナ禍で明るい話題も少ない世の中ですが、七大戦という3年ぶりの大きなイベントを体育部の皆さんには思いっきり楽しんでもらいたいですね。

東北大学学友会支援基金へのお願い

東北大学では課外活動実施の資金を広く社会から受け入れるために、東北大学学友会支援基金を設置しております。皆さまのご理解とご支援を心からお願い申し上げます。

https://www.kikin.tohoku.ac.jp/project/support_the_project/gakuyukai

から「寄附をする」をクリックしてください。

学友会への支援を行うためには、
寄附目的として「特定のプロジェクトを支援」を選択し、
使途として「学友会支援基金」を選択してください。

特定の部を支援したい場合は、通信欄に「XX部の支援のため」とご記入ください。

よろしくお願いいたします。

>とんぺースポーツ

とんぺースポーツ

東北大学学友会体育部の学生やOBOGに向けた情報発信サイト、その名もとんぺースポーツ まだまだ編集中

CTR IMG